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『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』はいろいろ暗く重いよ。

ハリーポッターの死の秘宝1

 今週の『天装戦隊ゴセイジャー』は、データス大活躍の話。
 データス、ロボになれる設定、まだ生きていたんだー!!
 来年のスーパー戦隊の情報がちょくちょく出始めていて、ワクワクが止まりません。ついでだからさ『大鉄人17』『忍者キャプター』『東映スパイダーマン』も一緒に出してやっちゃあくれませんかね?
 『スパイダーマン』の4作目にレオパルドンもこっそり出しちゃあくれませんかね?
 そういや『バトルフィーバーJ』のミスアメリカなんかは版権的にどうなの? まだマーべルのものなの? そこらへんよくわからない。『バトルフィーバーJ』見てみたい。

 今回は大ヒット上映中…とは国内は言えないっぽいですが、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』の感想です。

 観に行った映画館は吉祥寺東亜興行チェーン。ここに来たのは2月の『インビクタス』以来ですが、やっぱり好きだな、ここ。いちばん慣れているからいちばん落ち着く。『トロン:レガシー』の公開にあわせて"master image3D"という韓国製の新たな3Dシステムを導入するそうです。映写がラクで、メガネも安価で持ち帰り可能。軽くて、暗くならないという良いことづくしだそうですが、『トロン:レガシー』もここで見ようかしら、川崎109シネマズでまたIMAXで見るべきか。
 客層は木曜の夜の回でしたがカップルが数組と高校生くらいを連れた家族連れが一組。ちびっ子は一人もいません。閑散としておりました。大丈夫かしら。


概要:J・K・ローリングによる小説の映像化大ヒットシリーズ第7弾の前編。監督は5作目『不死鳥の騎士団』、6作目『謎のプリンス』と同様、デヴィッド・イェーツ。脚本は6作目以外を全て手がけるスティーヴン・クローヴス、音楽はアレクサンドル・デプラ。
 ダンブルドア校長(マイケル・ガンボン)から託された使命を果たすべく、ヴォルデモート(レイフ・ファインズ)の不死の秘密である“分霊箱”を見つけ出し、破壊するための旅に出たハリー(ダニエル・ラドクリフ)とロン(ルパート・グリント)、ハーマイオニー(エマ・ワトソン)の3人。もはや誰の助けも受けられず、彼らはこれまで以上に互いを信頼し合い、助け合わねばならない。しかし、思うようにいかない旅の中で、次第に3人の絆にも亀裂が生じ始める。一方、ヴォルデモートの影響力は急速に拡大し、ついには魔法省ばかりかホグワーツまでもが支配下におかれてしまう。そして、そんなヴォルデモートが放つ死喰い人が迫る中、分霊箱の発見に奔走するハリーたちだったが…。
("allcinema online"より抜粋)


 『ハリー・ポッター』シリーズはとりわけ思いれが強い作品ではありませんが、なんとなく全シリーズ見ております。原作は読んでいません。
 で、今のところの感想として、毎度長い原作を二時間程度に纏めているので、スピーディーで専門用語も多すぎていまいちついていけないなって感想があります。特に原作小説が上下巻になった4作目以降がその気が強い。
 で、今回はそれを気にしてか映画も前後編に別けることで、この長い物語を壮大に締め括ろうという魂胆なのでしょうか、それにしては例によって話についていけませんでした

 一番の問題は、話が無駄に複雑な点にある。ヴォルデモートの魂を封じ込めたという「分霊箱」を破壊するという旅に出るハリーたちだけど、具体的にどこを探せばいいか分からず宛もなく敵に追われながら無作為にあっちいったりこっちいったりする。するとどうも分霊箱を破壊できる剣があるという情報を聞き、その剣も同時に探そうとする。したらば今度はそれに加えて3つの死の秘宝というものがあるという。なんだか映画の目的が漠然としすぎるうえに増えていき、それでいてやたらと新たな謎や記憶不可能な様々な人名がぽんぽん飛び出すものだから、まるでついていけやしない。

 ここら辺の「謎」については、後編を見たら色々と解決していくのだろうけれど、前編は本当に単なる前フリだけの連続で終わるから、来年初夏公開予定の後編の前にもう一度見ておかないと後編は更についていけないこと請け合い。


 あと「暗い、重い」と評判の今作ですが、後述するけど確かに物語のトーンは暗く重い。しかしながらそれ以上に映画の終わらせどころがスッキリしなさすぎて、それに対する不満を言語化する際に「暗い、重い」と言ってしまうのではないかと。原作読んでいないからわからないけど、中盤の山場ってなかったのだろうか、そこに向かって突っ走ってくれたら物語の欲求も明確化されただろうに、本当に話の途中、起承転結の承の途中くらいで終わってしまうので、映画が終わってもまるでスッキリしません。どんな物語だってそんな葛藤を主人公に与えるところでぶったぎっちゃえば「暗く重く」なってしまう。
 例えるならば『天空の城ラピュタ』で、シータがムスカに連れていかれて、パズーがムスカにお金を受け取ってトボトボ歩くところで終わる感じ。あまりにも一本の映画として座りが悪すぎる。原作に忠実なのかも知れませんが、小説は小説で映画は映画、原作を改変してでもこの前編の中だけで起承転結を設けて欲しかったです。

 他にもマッドアイ・ムーディ(ブレンダン・グリーソン)の扱い悪すぎだとか、最初に死んじゃうアイツとか最後に死んじゃうアイツを殺す意味がよくわからなかったり。それ物語の進行に邪魔だから殺しただけじゃないのって。


 しかしながら圧倒的につまらない映画というワケではございません。もちろん見所もたくさんあります。
 冒頭にも書いたけれど、観客が大人ばかりで子供が一人もいなかったんですね、で、『ハリー・ポッター』の映画も10年経って当時このシリーズに夢中になっていたチビッコも、ハリー同様にもう思春期を終えるころであろう。『ドアーズ/まぼろしの世界』『スプリング・フィーバー』がそうであったように、青春は重く暗い。ハリウッドの技術力を駆使した素晴らしい魔法大戦の世界は、そんな観客やハリーたちの暗く重い心象風景をよく表している。以下そこらへんを解説。

 今まで『ハリー・ポッター』シリーズの初期はその活躍範囲がホグワーツ魔法学校内で、最近は学校は飛び出したものの魔法界内でのみドラマが進んでいて、箱庭的な世界観だったといえる。そのためいくらヴォルデモート復活で今まで楽しそうだったクリス・コロンバス風の魔法界が悪夢的な世界に染められようが、対岸の火事としてそれを客観的に眺めていたのだが、今回はついにヴォルデモートは人間界にまで手を出しはじめ、我々の世界に悪夢のような連中が跳梁跋扈しだす。例えば晴天に黒い煙のミサイルが降り注いだり、清掃員の格好をした男がハンバーガー屋で急に殺しにかかってきたり、『ハリー・ポッター』内でこの映像はなかなか衝撃的。
 それを受けハリー、ロン、ハーマイオニーの主役三人はギスギスに痩せて目の周りを隈に染めて、ロンに至っては襲ってきた魔法使いを殺しちまおうと言う。シリーズを通して見てきた者ほどゾッとするシーンである。
 更にロンのハリーに対する嫉妬は暴走し、ハリーとハーマイオニーが裸で抱き合ってキスするというショッキングなビジョンを見せつけられる。

 以上のようにハリウッドの映像技術造られたザラついた映像に不安定なカメラワークで表現される映像は、内的にも外的にも「もう楽しくなくなった」ハリー・ポッターの世界をうまく描いていると思う。

 しかし青春は暗く重い一方で楽しく美しい。来年公開の『PART2』はこのどんよりとした空気をどう晴らすのだろうか、楽しみにしています。
 あとなんか地味すぎるので、3Dでなくしたのは正解だと思います。まぁどうせ『3D版PART1』とかやるだろうけれど。
 あとハーマイオニーちゃんはすんげえ可愛くなっていました。

 他にも色々と不満はありますが、とりあえず後編に楽しみと一緒に持ち越しということで。
 様々な固有名詞や専門用語が羅列されちんぷんかんぷんになりがちなので、おそらく原作を読んでからの方が楽しめる珍しいタイプの映画だと思われます。

 板野友美レベル。

 次回は、またもリクエストを受けて観に行って参りました、『堀川中立売』の感想です。
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テーマ:映画館で観た映画 - ジャンル:映画

  1. 2010/12/07(火) 19:55:24|
  2. 映画ハ行
  3. | トラックバック:5
  4. | コメント:2
<<『堀川中立売』は妖怪に会える映画だよ。 | ホーム | 『デスカッパ』はヘタウマとは言えないよ。>>

コメント

はりぽ

いつもは割と退屈しちゃうけど、今回は面白く見れました。
何でかな。大した話じゃなかったからかな。

ハリー・ポッターがいっぱい出てきて、
お、これはハリー・ポッターだけで戦隊できるじゃん(本当の魔法戦隊だ)とか
ハリー・ポッターだけでサッカーチーム作れるじゃんとか、ハリーポッターも自分の商品価値という物をちゃんと見据えて、いろいろな事にチャレンジしてもらいたいですね。

一番やって貰いたい事:スポーツ新聞の3行記事に「ハリー・ポッターだけの大人のパーティ」これだ。
  1. 2010/12/07(火) 22:30:17 |
  2. URL |
  3. ふじき78 #rOBHfPzg
  4. [ 編集 ]

>ふじき78さま
 このブログでは不満を重ねてしまいましたが、ネットとか見ると、好評な方が多いのですね。対象年齢が上がって毒っぽい要素が増えたからかな。
 『北の国から』みたいにハリーたちが学校を卒業してからもシリーズを続けていって、30歳、40歳になった彼らを見ていきたいなとは思いました。映画の対象年齢はハリー達の年齢に比例していく感じで。

 ハリーがいっぱいでるシーンは原作ではもっと書いてくれているのかな。見せ方があっさりとしすぎている。他のシーンでも魔法があまりにシンプルにしか使われていなかった事に対して、もうちょっと工夫してくれたら良かったのにと思ったりしました。

 『魔法戦隊マジレンジャー』はそういえば『ハリー・ポッター』のブームに乗じて作られたんですよね。あの年、実は『仮面ライダー』も魔法を使うライダーになるはずだったのが、戦隊と設定がかぶるため、『仮面ライダー響鬼』になったとか。
  1. 2010/12/08(水) 01:30:36 |
  2. URL |
  3. かろプッチ #-
  4. [ 編集 ]

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  2. NiceOne!!

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  1. 2011/02/16(水) 23:24:36 |
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