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「少年ジャンプ」と水木しげると映画とおもちゃと特撮を愛します。

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「週刊少年ジャンプ」2010年38号の一言感想 その(2)

ジャンプ

 2回に分けたのは、一つの日記で書くと長すぎて携帯電話の画面では全部表示されなかったりフリーズしたりしたからです。携帯電話ってフリーズするのね。
 てなわけで、次第に長くなっていく「少年ジャンプ」感想は次回より2回にわけていこうと思います。
 その(1)の感想はこちら

『逢魔ヶ刻動物園』
 園長のライバルライオンさん登場。ライオンの習性で園をのっとろうとしているそうな。
 相変わらず絵がうまいのでそれだけで楽しいです。
 今週華が「なぜ獣人たちを見せ物にしないのか」と言っていたけれど、動物園の見せ物として普段すごしている動物たちはどんな気持なんだろうか。動物形態の時は知能や精神も動物になり、退屈だったり屈辱だったりとは感じないものなんだろうか。
 最近久しぶりに上野動物園に行ったのですが、9歳児程度の知能があるゴリラがつまんなそうに寂しそうに檻にいるのがすごく印象的でした。

『べるぜバブ』
 いきなり試合終了。あれ? 一週読み飛ばした?
 てなわけで散々引っ張ったにしてはわりとあっさり勝利をおさめた石矢魔。スポ根みたいに古市がここぞという時にピンチを救ったりという展開もなく。面白かったからもっととんでもバレーボール対決は続けて欲しかったな。まあ展開が速いのがこの漫画の魅力でもあるわけだけど、今回は速すぎたな。
 で、前回の最後に登場したのはかつて三木を痛めて男鹿にボコボコにされた霧矢でしたが、男鹿のケンカ不足のストレスを解消するには力不足のようで。

『保健室の死神』
 夏休みで暇なハデス先生が三途川先生のお使いをする話。
 三途川先生のお願いということで病魔関連だと勘違いして、「マンドレーク」という生花店にいるハルナという女性を探すが見つからず、似た名前の別の店や別の女性に出会いながらどんどん別物になっていくって展開がすごく『SKET DANCE』的。というか最近この漫画『SKET DANCE』とキャラがかぶっているような。不思議要素がない今週など特に。『SKET DANCE』の方が熱血で泣きがあるけど『保健室の死神』の方がセンスはあると思う。
 藤くんのお兄さんの普段着が意外なのに笑いました。

『SKET DANCE』
 チューさんとレミおねえさんが付き合う話の続き。無理のある服薬方法が楽しかったです。なんかさっさと終わっちゃったけれども。
 「おねえさん」という呼び名がこの漫画のセンスのアレなところをすごく表していて、そう呼ぶのすごい抵抗があるんですが、チューさんも「おねえさん」って呼んでましたね。ああいう無愛想な先生は普通に名前で呼べばいいのに。
 でもって意外にアラサーで歳が近かった二人はめでたく付き合うことになったそうな。

『めだかボックス』
 先代生徒会長・日之影空洞の能力はあまりに力が絶大すぎて誰もがその存在の記憶を拒んでしまうことらしい。だからあまりに凄すぎる故に目立たない。面白いですね。
 マイナス13組は「少年ジャンプ」の愛読者で「ぬるい友情・無駄な努力・むなしい勝利」をモットーとしているそうな。以前も似たようなこと書いたけど、この漫画の意義って「少年ジャンプ」に「少年ジャンプ」っぽいパロディ漫画を載っけているところだと思う。そういう一歩引いた視点を与える漫画がこの怪物雑誌に載っているってのが、この雑誌の懐の深さであり、そういう意味でこの漫画は単行本ではなく他の漫画も並列している雑誌という形態で読むということが意味があるんだろうなって思いました。
 まあ単行本は単行本で違う楽しみがあるんだろうけれども。

『PSYREN -サイレン-』
 マリーがいきなりレイプされかけている。
 元老院のミスラという人間ではない謎のボクッ娘が登場したけど、あれ、前に登場したっけ?
 この漫画って八割くらいがやせ形のロン毛キャラだから誰が誰やらたまにわからなくなる。もうちょいキャラクターデザインの差別化を頑張ってほしい。あれこの難癖は前につけたっけ?
 てなわけでヴァンたちのピンチに夜科夫妻登場で次週へ。

『黒子のバスケ』
 対丞成戦開始。
 ようやく発揮された木吉の能力は手がやたらでかいこと。手がでかいので変則的なプレイが可能。シンプルだけれど奥が深い能力で楽しいと思います。
 この手の派手なアクションを要求する漫画における特殊能力はシンプルな方が描きやすいですね。対象が恐怖したときの仕草を観察し、再度恐怖の仕草を行なった時に紙の中に閉じ込めてしまう能力とか、物と物とに挟まれることにより他の次元に向かい、別次元の自分を連れて来れる能力とかバスケの試合で使えないものね。
 先週の話の続きですが、ウシジマ君役は山田孝之くんだそうです。ふーん。

『少年疾駆』
 468ページのDF陣4人が並んでいるコマ、4人ともほとんど見た目が一緒ですが彼らはクローン人間ですか?
 その昔セガの『ヴァーチャストライカー』ってサッカーゲームでよく遊んだけれど、あれ自分選手を作れて、「あかなめ(妖怪)」とか「千代大海」とか「千代大海クローン」とか「千代大海クローン2」とかエディットしてソロモン諸島代表に加入させてワールドカップを優勝に導かせたことを思い出しました。

『メタリカメタルカ』
 レアメタルに常に触れていなければ死んでしまうルカが生きていた理由は透明で目に見えないレアメタル「ファントミウム」というレアメタルを偶然みつけ、それが偶然彼の体に触れていたからだそうです。うむ。
 『鬼太郎』って昔、貸本になる前は紙芝居作品で、その中で『空手鬼太郎』って空手をやる話があったそうで、そこに登場するギチンという悪者が鬼太郎の父親を殺して、鬼太郎も危機一髪、そのとき死んだはずの父親の声がどこからともなく聞こえてきた!ってな展開で次回に引っ張ったそうですが、水木先生それ以降の展開をどうしても思いつかなくて、仕方なしに鬼太郎のポケットの中に信念によって目玉だけになって生きていた父親がいたのだ!っていう展開を苦肉の策で練り出したそうですが、なんかその展開ズルくない? だってそんな伏線絶対なかったに決まってるじゃんって子供の頃思ったんですね。
 それとスティーブン・キングの『ミザリー』でミザリーが、監禁している作家に似たようなことを言うんですね、子供のころ好きだったTVドラマで、主人公が絶体絶命大ピンチになって「どうなるんだ?」ってワクワクしていたら、翌週それまでまったく伏線がなかった方法で生き延びていたって。それを思い出していきなりブチキレるんじゃなかったっけな?
 いっちょ、ミザリーに監禁されてみてはいかがでしょうか?

『ジャン魂G!』
 今週は特に気になったハガキはございませんでした。「日本一夢中になるもの決定戦」ってお題が悪いと思う。だってあるあるネタに落ち着いて、ハガキ職人たちの想像力を喚起させないもの。やっぱりお題はある程度ムチャぶりしていかないと。
 ムチャぶりと言えばアメリカザリガニの平井さんの新作漫画は『留守電マスター木村』というタイトルらしいです、これにネタを提供しろと。この漫画で空前の留守電ブームを巻き起こし、サラリーマン狙いだそうです。それはすごいムチャぶりだ。

巻末コメント
 今週は『ジャガー』が2色カラーなので、先に巻末コメントが来ています。
(うすた京介先生のコメント)今週でちょうど10周年でさようなら。是非またパワーアップして戻ってきて欲しいです。総括は一つ下で。
(門司編集のコメント)「首を絞めるお化け」に困り果て、厄払いしてもらったら、見事消滅したそうです。え?えぇ?! 首を絞める妖怪はたくさんいますが、有名なのだと一反木綿やのびあがり、見越し入道などが首を絞めるそうです。

『ピューと吹く!ジャガー』(最終回カラー)
 『マサルさん』や『武士沢レシーブ』がとんでもなくぶっとんだ最終回だったので、どうなるものかと思ったら、ちょっと考えさせられる最終回でした。
 ジャガーさんが目を開いたら妙に瞳がキラキラしていたり、初登場時はジャガーさんは10歳で、永遠に歳をとらない類の漫画だと思っていたら、みんなちゃんと歳をとっていて、ピヨ彦は実は28歳、ハマーさんは35歳でもう禿げていて、ジャガーさんは実はカツラで仮面で、もうほとんど別人だっていうオチ。
 『マサル』や『武士沢』は登場人物がみんな青春していて、儚げな季節感があったと思うんですね、こういうアホでお気楽な日々も一時的なものだよって。だから、ゲラゲラ笑えてもなんかどこかに美しさがあった。で、それに対し『ジャガー』は青春も末期、世に出て自立していかなければならない年頃の青年たちが、それでもグダグダしつづけるという、前2作にあった青春の美しさを否定していた作品だったと思うんです。前2作の登場人物たちは歳をとっていくのに対し、『ジャガー』の登場人物は歳をとらないし。永遠に青春モラトリアムのグダグダっぷり。でもそのぬるま湯のダメっぽさがこの漫画の面白さだったと思うんです。「ちゃんとしなきゃ、何かやらなきゃ」っていう焦りに押されているけれど、この状況がラクで抜けられないみたいな、すごく後ろめたい居心地の良さ。その後ろめたさがギャグになっていた。
 が、最終回にきて、みんなちゃんと歳をとっていたんだよ。これは現実で、ジャガーなんて変な奴は存在しないで、お前らの状況けっこう切羽詰まっているよっていう、突然現実に戻されてしまうオチ。高度な夢オチとでも言うべきか。10年の連載すべてをかけた壮大なオチでしたね。まぁそこまで笑えなかったのが問題なんですが、面白いオチではあったとおもいます。
 よく考えたら今あるシュール系ギャグ漫画のほとんどがこれと『マサルさん』に影響を受けているんですよね。ギャグ漫画だけではなく『BLEACH』みたいな漫画での軽いボケもこの漫画から影響を受けていたりする。
 シュール系ギャグって時が経てば飽きられていく運命にあって、この漫画も初期の頃は当時ほど笑えなくはなってきている。でも、自身を時代にあわせバージョンアップしていき、いつまでも新鮮な笑いを作っていき、ギャグマンガ界を単身で10年以上引っ張っていったうすた先生はやはり偉大だと思う。
 というわけで、うすた先生にはやく戻ってきて欲しい反面、それ以上に『マサル』を超えるインパクトを持つ新しい世代のギャグマンガ作家が表れることを期待します。


 来週から巻末漫画がなくなると思うとすごく寂しいのですが、シメのギャグ漫画枠はこれからも続いていってほしいです。
 今週の最優秀キャラクターは、ウンコが最高に気持ち良さそうだったトリコ、「ジャンプ」三原則を語りながら果てしなく気味が悪く(いい意味で)ムカつきを覚えた『めだかボックス』の球麿川禊、実は35歳で禿げていた『ジャガー』のハマーさんも良かったですが、得体の知れない不気味さが良かった『ギャグマンガ日和』のストーカーTVクルーに


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