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「少年ジャンプ」と水木しげると映画とおもちゃと特撮を愛します。

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「週刊少年ジャンプ」2010年41号の一言感想 その(2)

ジャンプ

 今週の「少年ジャンプ」感想その(2)でございます。
 その(1)はこちら。

『黒子のバスケ』
 誠凛対秀徳二度目の戦い。
 つのだじろう風の彼は手の内を全て曝すのを避けて秀徳戦は手を抜いて負けたそうな。ん?「解剖は済んだ」とか言ってたけどあれはなんなの?
 中学生のバスケのうまい人に「キセキの世代」とか「無冠の五将」とか付けるイタさが中学生っぽくてリアリティあると思いました。
 セリフを少なくしてキャラクターの表情や雨のショットで試合前の緊張感をじわじわ高めている演出がいい感じです。

『SKET DANCE』
 新しい生徒会員の話。この学校の生徒会は選挙で選ばれるとかではないのだろうか。そういや椿が会長になった時もすんなり選挙しないで会長になってましたね。なんだろ。生徒会執行部って事は部活動として入部すればそれでなれちゃうものなのだろうか。
 で、新しい会計は宇佐見羽仁という、男性と口もききたくないほどの男嫌いの女の子だけれど男子に触られるとエロいバニーちゃんへ変身してしまうという、初期の鳥山明からの回し者かと思われるような80年代の不条理ラブコメ風キャラクター。と思ったら庶務は先週の忍者の末裔加藤希里。そんな異色キャラばかり投入して大丈夫かしら。
 スケット団にも新入部員入らないかな。

『めだかボックス』
 善吉は不知火のことを怒ってないそうで、よくわからない友情関係がきちんとあるそうな。異常者とかマイナスとか立場上対立はするものの、それはそれで、彼の友達思いっぷりには変わりないんでしょうね。
 そんなこんなで人としての理屈が一切通じなさそうなマイナス13組に対峙する際キーマンとなるのは結局善吉なのだろうかと思った矢先、生徒会総戦挙の初戦である庶務戦は善吉vs何故か庶務に立候補した珠麿川禊。さすが思い通りに動いてくれなさすぎてすげーイライラします。
 今週の『NARUTO』のように、こういう絶望的な力の差がある対戦は大体弱い方が知恵と勇気を駆使して辛勝か対等にまでなっちゃうのが物語の定石だけど、そこは西尾先生、またウラのウラのウラをかくような、それこそマイナス13組のごとき人を喰った戦いを期待いたします。
 名瀬ちゃんは森ガールに続き歴女でもあるんだ。忙しいな。実はいい子すぎて劇的な和解を迎える前に、本当になあなあな和解を迎えそうで心配。

『逢魔ヶ刻動物園』
 動物園を乗っ取ろうとするシャチさんに立ち向かう園長とシシドくん。シャチさんは流石にめちゃんこ強いけど常に身体を海水で濡らしてないと駄目なのがネック。
 「全動物で戦いあったら何が一番強いと思う?」ってのは全男子が還暦すぎても常に語り続ける話題であり、今週のライオンとシャチの対決にはワクワクせざるを得なかったです。
 ちなみに「シロナガスクジラ最強じゃね? 陸上で寝返りうてば最強じゃね?」って言うとそれはズルいと言われます。

『メルヘン王子グリム』(センターカラー/読み切り)
 今年の「ジャンプ19号」でやったものを新たに仕切り直した感じ。前回は不良高校にメルヘン王子が乗り込む話でしたが、今回は冴えない小学生をモテさせるために奮闘する話。
 メルヘン王子のキャラクターとか基本子供騙しな感じですが、きび団子に中毒性を起こして、全てを捨ててもきび団子を食べようとしている野球の監督や、欲張りジイさんが欲張らずに堅実に送りバントで進塁させたりと、なかなか笑えるギャグもありました。で、その二つの笑いに共通するのが「絵が面白い」ってことなんだけれど、きび団子を求める監督は不自然に目をらんらんとさせているし、欲張りジイさんはえげつない顔をしながら堅実にバントを打っている。ギャグマンガも基本言葉ではなく「絵」なんでしょうね。赤塚不二夫も吉田戦車もさくらももこも島本和彦もうすた京介も「絵」が抜群に面白い。
 ギャグマンガに画力は不要だなんて誰が言ったんだろうか。ギャグマンガ界の巨人たちは皆とても絵が上手い人が多い。

『PSYREN -サイレン-』
 祭先生vsグラナおよび、影虎vsジュナス。
 この漫画、たまにこうやって戦っているだけで特に話に進展がない回ありますが、とても感想に困ります。こういう戦闘シーンだけの話って最近の「少年ジャンプ」では見ないですよね。90年代前半のバトル漫画って、そういうのけっこうあったと思います。『ONE PIECE』や『ジョジョ』なんかは必ず毎週驚きの展開を一つか二つ用意してきて「サービスいいよなー」なんて思ってた気がします。
 あと、祭先生のように全体的なパワーでは劣っていても、技量と経験でカバーしてきちんと戦えるキャラって好きです。『SLAM DUNK』の木暮くんみたいな。ジョセフ・ジョースターとか、仮面ライダー1号とか。

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
 両さんがアルバイトで笑い薬をバラまいてサンプルを採ろうとする話。
 序盤、両さんが、『こち亀』『銀魂』『ジャガー』のギャグの見せ方の違いを講義しておりますが、そのあと「ただでさえコマが小さくて字が多いのに、こういう説明するとよけい字がおおくなるだろう。読者は見たとたん字の多さに嫌悪感を抱き飛ばして別の漫画にいっちゃうんだよ!」って言ってますが、それって『銀魂』のことを言っているんではなくて???
 内容はたいしたことありませんでした。たまにある「劇中で面白いとされているギャグ」ないしは「劇中でつまらないとされているギャグ」を永遠と繰り返し、ボルボや左近寺がゲラゲラ笑うってパターン。よく中川や麗子が「劇中で面白いとされているギャグ」をやっているけれど、それがきちんと描ければハナから秋本先生も苦労はないわけで、ああいう「ギャグ」すごくドメスティックなオナニー的つまらなさはとても不快。

『SWOT』
 倒藤と斬島にはもう一人破羅口という仲間がいてあわれ病気で亡くなったそうな。「頂上(てっぺん)の景色…見たかったな…俺たち…3人…で…」といって事切れたそうな。災難でしたね。
 で、それはそうと「一般的に言われている『氣』」というものがあるらしく、その正体は「体内に流れる電気を増幅し拳に集める」んだそうな。その「氣」を使った技を「カクゴ」というそうで、今週から『SWOT』はそんな「カクゴ」を使った戦いがメインになるそうです。『タカヤ』以来のものすごい急展開だ!!
 学崎の目的がどんどんすり替わっていきいつの間にやら「頂上」を目指すことになってしまっていますが、勉強したいなら、そんな回りくどいことせずに通信制の高校通いながら予備校に通えばいいんだと思うんだ。命をかけてまで「頂上」目指す意味はないと思うんだ。そういや鰯田は「頂上」行って何したいんだろうか? 裏社会を牛耳りたいのだろうか? それともそんな意味などなく「男なら頂上目指せよ!」みたいなノリなんだろうか?
 「細かいことは気にしないで、精一杯頭悪くして読む」というこの漫画の楽しみ方がちょっとづつ分かってきました。

『メタリカメタルカ』(最終回)
 てなわけで、やっぱり最終回。
 最終試験は試験官たち3人の「鋼探索士」からリングを奪い取れ云々で、それから数年後、大人になったルカたちが、世界を守るべく金属人間となってしまったお父さんバルクと戦いながら「俺たちの戦いはこれからだ」エンド。
 この漫画の不満はそれはたくさんありますが、このブログでも散々書いたけど「既視感しかない」の一言に尽きると思います。ぜんぶどこかで見たような展開の劣化コピー。結局、この作者が「自分だけの作品」を作ろうという志がまるでないんだろうなーって。「絵がちょっと上手いから漫画家にでも成ってみよっかなー」って思って『ドラゴンボール』や『HUNTER×HUNTER』みたいな漫画を描いてみました、みたいな。『SWOT』にすら感じられる、漫画家として必ず必要なある程度の「作家」としての志がまるで感じられない。「作家」ではないからファンタジーに重要な不思議設定やキャラクター、作劇上のハッタリなどに魅力を一切感じない。それどころか、ストーリーテリングも作品世界のリアリティもかなりグダグダ。
 この漫画が連載開始した時に、このブログで「現状「ジャンプ」では、とにかく圧倒的クオリティで王道を突き進む『ONE PIECE』と、ファンタジー冒険ヒーローモノの行き着く先を描いている『HUNTER×HUNTER』という二大番長が鎮座していて、『NARUTO』もあるしで、ここに入り込む余地があまりないように見えるけど、勝算はあるのかしら。」と書いたけれど、おそらく「勝算」などハナから考えていなかったのだろうて。せめて次回作は、それがいくら的外れなものであろうと、勝算くらいは練ったうえで作品創りに精を出していただきたいものです。

『ジャン魂G!』
 今週気になったネタは、「万物の三本柱」ってコーナーでの、川崎市・仙人掌さんのハガキ「死亡フラグの三本柱 『1.帰ったら結婚するんだ…』『2.オレにまかせて先に行けぇ!』『3.宿題? 夏休み長いんだから余裕でしょ!』」っての。この夏休みの常套句をよくある「死亡フラグ」シリーズに持ってくるセンスが素敵。

巻末コメント
 (久保帯人先生のコメント)前に河下水希先生が描いた「ジャンプヒロイン全員集合ポスター」がお気に入りのようで、次回は歴代ヒロインを要望されております。確かに『ハレンチ学園』や『きまぐれオレンジロード』『ハイスクール奇面組』から始まる「ジャンプ」のラブコメ・エロコメ史をひも解いていく形で河下先生が歴代ヒロインを描いていったら、あ、でもそこは桂正和先生がいいです。…それか荒木先生。
 そういやあのポスター『BLEACH』代表は織姫だったけれど、もうメインヒロインはルキアじゃないんですね。ルキアの方が好きなんだけどな。


 今週の最優秀キャラクターは、らしいボクシングを見せてくれた『REBORN!』の笹川了平や、図らずも感動させてくれた『べるぜバブ』の先生(名前知らない)も良かったけれど、結局また『めだかボックス』の球麿川禊で。すげーイライラしたから。
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テーマ:週刊少年ジャンプ全般 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2010/09/15(水) 02:12:26|
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