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『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピック ON 銀幕』はうまくいかない合コンだよ。

ゴセイジャーvsシンケンジャー

 風邪で倒れていました…。

 今回の映画は、今年もやるよ『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピック ON 銀幕』の感想。割と最近は新作は封切り直後に観に行っているのですが、どうも更新する暇がなくて、公開が終わる頃に更新することになってしまいますね。すいません。

 観に行った映画館新宿バルト9。バルト三国ってなんだっけ? 『新宿バルト三国志』ってヤンキーもののゲームがありそうですね。
 平日の昼間に観に行ったら、まぁまともな大人はいませんよね。お子さんも学校ですよね。殿が悪くなったり、ブレドラン様の登場でキャーキャー言っているお嬢さん達と、一人客のおじさんがたくさんいました。比較的混み合っていたと思います。


概要:その年とその前年のスーパー戦隊が激突する『VSシリーズ』劇場版では第3弾。監督は平成以降のスーパー戦隊作品を多く手がける竹本昇、脚本は『シンケンジャー』も『ゴセイジャー』もTV本編を手がけていない下山健人という人。
 かつてシンケンジャーが倒したはずの外道衆が再び街に現われる。ゴセイジャーとシンケンジャーが協力してこれに立ち向かうが、やがてシンケンレッド志葉丈瑠(松坂桃李)は敵に捕らわれ、“外道シンケンレッド”に変えられてしまう。ピンチに陥るシンケンジャーたち。その時、“ゴセイレッド”アラタ(千葉雄大)の諦めない心がシンケンジャーたちを奮い立たせる。そして、ゴセイジャーの天装術とシンケンジャーのモヂカラを合わせるべく猛特訓を開始する。
"allcinema online"より抜粋)


 この映画が始まる前にもちろん予告編があったのですが、まず5月に上映予定のスーパー戦隊全員集合イベントの映画『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』の宣伝。ゴレンジャーからゴーカイジャーまで全35戦隊199人出るそうな(スーツアクターさんどっから集めてくるんだ?)。この手の映画には珍しく80分もあるそうです。
 で、続いて4月に公開予定の仮面ライダーが40周年で全員集合する映画『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』の宣伝。で最後に今年もやるんですね、歴代プリキュア全員集合映画の第三弾『プリキュアオールスターズDX3 未来へ届け!世界をつなぐ☆虹色の花』の宣伝。

 というわけで、『仮面ライダーディケイド』の頃はけっこうお祭り感があってワクワクしておりましたが、東映、ちょっとしたことですぐ全員集合させすぎてまるで新鮮味がなくなってしまっている。もう次はオールライダー・オールスーパー戦隊・プリキュアオールスターズが計300人くらい全員集合してくれないと新鮮味ないや。

 で、今回扱うこの映画シリーズに関しても、昨年の戦隊と今年の戦隊のクロスオーバーという夢みたいな企画だったハズなのに、単なる恒例行事化していてまるで新鮮味がなくなっている。毎年テンプレートを張り付けたような志低い内容を毎年毎年見るのは特撮好きのルーチンワークでしかないような気もする。
 そんな中、昨年の『侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!』を僕が気に入ったのは、そんなマンネリ化した「VSシリーズ」をもう一度腰を据えなおして真面目に取り組もう、クロスオーバーの面白さをきちんと描こうという意気込みが感じられたからなのです。おおむね好評の『仮面ライダーW FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ』を抜いて、去年の東映特撮作品の中では1位でした。

 で、今年の『ゴセイジャーVSシンケンジャー』なのですが、総じてシンケンジャーファンとしてまた彼らに会えたのは嬉しいのですが、今作の魅力って個人的にそれだけで、『天装戦隊ゴセイジャー エピック ON THE MOVIE』ほどではないにせよ、取って付けたような『VSシリーズ』のお決まりの展開を単純作業的に組み込んでいったといった感じ。すなわち従来の「マンネリVSシリーズ劇場」へと戻ってしまっているのだ。


 今回は個人的にここ数年でトップクラスに好きなスーパー戦隊『侍戦隊シンケンジャー』と、ここ数年で最もアレな『天装戦隊ゴセイジャー』の共演とあって、どんな化学反応がおきるかまったく予想がつきませんでした。去年の『シンケンジャーVSゴーオンジャー』はあまりにシリアスな戦隊とあまりにコミカルな戦隊の共演というあり得なさがとても良かったと思うのですが、『ゴセイジャー』はシリアス要素もコミカル要素も大して際だっていない戦隊なので、二つの戦隊の性格の取り合わせに関してはあまり感動はございませんでした。

 で、この取り合わせによってどのような化学反応が起きたか…「何も起きなかった」というのが正直な感想です。
 二つの戦隊が一緒に戦ったり修行するだけで、なんだかどうも絡み合っていない。ゴセイジャーたちはゴセイジャーたちで行動し、シンケンジャーたちもまたシンケンジャーでまとまっている。まるでうまくいっていない合コンのように両戦隊はそれぞれで固まっていて、クロスオーバーの魅力も半減してしまっている。
 例えば赤は赤、青は青と一緒に修行するってのもいいけれども、異色な組み合わせもクロスオーバーの魅力だし、そこらへん去年はかなりミックスされていて楽しかったんだけれどなー。
 まぁモネ(ゴセイイエロー/にわきみほ)と千秋(シンケングリーン/鈴木勝吾)の組み合わせとか、異色同士のタッグゴセイナイト(声:小西克幸)と源太(シンケンゴールド/相馬圭祐)とかはワクワクしたのですが。

 二つの戦隊の個性も際立って尊重されていないのも不満。「侍」「天使」というキーワードにお互い、さわり程度に触れる程度で、「侍だからこういう戦い方をする」「天使だからこういう戦い方をする」とか、その二つの葛藤と、そこから生み出される新しい力、みたいのはなかった。
 最大の協力技であるロボットグランドハイパーゴセイグレートも例によって「奇跡の力」で、様々なドラマを乗り越えて…ってな感じではなかったし。でも血祭のブレドラン様がこのロボを見ておっしゃった「なんだあの化け物は」ってセリフは、『バーレスク』においてクリスティーナ・アギレラがシェールにキレて言った「私の話を聞いて!」に並ぶ、ベスト・オブ・「よく言った」・オブ・ジ・イヤーにノミネートされそうです。
 両戦隊を結ぶキーワードの「諦めなければなんとかなる」もなんだか薄っぺらくて説得力がないのが残念。
 

 良かった点はまず『海賊戦隊ゴーカイジャー』の登場。従来のスーパー戦隊らしくはない不敵なキャラクターと「映画だからな」なんてメタ的なセリフが得体の知れなさを感じさせます。

 あと『シンケンジャー』本編で描ききれなかったこと回収。殿が外道に堕ちる可能性があるというのは何度か描かれていましたが、実際に外道に堕ちて鬼のような強さを発揮する外道シンケンレッドの姿とか、あの幕引きはちょっと可哀想すぎる気がしますが骨のシタリ(声:チョー)にきちんと結末を与えたこととか。あぁでも七福神モチーフの外道衆幹部、血祭ドウコク、骨のシタリ、薄皮大夫、腑破十臓、筋殻アクマロ、脂目マンプクときて、この『VSシリーズ』で最後の一人が出るのかと思っていたけれど、結局7人目でませんでしたね。

 あ、『シンケンジャー』本編でやってくれなくて、このVSシリーズでやってくれると信じていたものとしては、女シンケンレッドの薫姫(夏居瑠奈)を入れての7人シンケンジャーを期待していたのですが、姫、一度も変身してくれなかった…。あぁ、1年経ってずいぶん可愛らしくなっておりました、姫。

 望と山田ルイ13世はエンドクレジットだけの登場なんですね。ちょっと扱いが可哀想。


 以上、『シンケンジャー』ファンとしては同窓会的な楽しみはあるものの、それだけで、なんとなく惰性で作っているなーって感想です。『天装戦隊ゴセイジャー エピックON THE ムービー』『ゴースト もういちど抱きしめたい』にも感じたことですが、とりあえず形にしておけば客(というか金)がある程度入るだろう程度の志で作られた作品は見ていてむなしいだけなので、そんなんなら早めに打ち切っちゃって欲しいと思います。

 テンプレートがしっかりしている分、最低限の「つまらなくない」ラインは保てていて、まあシンケンジャーにもまた会えるし、ゴセイジャーの面々もそろそろお別れとなると寂しくなるし、『ゴセイジャー』『シンケンジャー』両方、もしくはどちらかのファンで、そこら辺割り切って楽しめる方なら見て損はないと思います。
 中澤裕子レベル。

 次回はリクエストを受けて観に行って参りましたシリーズ第5弾『ネスト』の感想を書きます。ケヴィン・コスナーの映画をスクリーンで見るのって何年ぶりだろ。『ポストマン』以来じゃないか?
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テーマ:映画館で観た映画 - ジャンル:映画

  1. 2011/02/06(日) 21:52:14|
  2. 映画タ行
  3. | トラックバック:2
  4. | コメント:4
<<『ネスト』はひたすらバカだけどひたすら真剣だよ。 | ホーム | 『イップマン 葉問』は師と仰ぎたいよ。>>

コメント

中澤姉さんには申し訳ないんだけど、何となく中澤裕子レベルというと凄く納得できる感じがしました。演歌歌ったりもするし、デュエットするし、場末な感じもあるし、使い切ってる感があるからかなあ。
  1. 2011/02/12(土) 23:27:01 |
  2. URL |
  3. ふじき78 #rOBHfPzg
  4. [ 編集 ]

>ふじきさま

 こんばんは。
 中澤さんか、岡本夏生さんかで悩みました。

 あ、『海賊戦隊ゴーカイジャー』すげー楽しいですね。
  1. 2011/02/13(日) 23:56:40 |
  2. URL |
  3. かろプッチ #-
  4. [ 編集 ]

エンドクレジットだけで無く

望くんは
天文所で絵を描きながらセリフをしゃべってます。

そのあとで、ゴセイレッドが買い物先で最初の敵と遭遇だと思いました。


それから

>中澤さんか、岡本夏生さんかで悩みました。

中澤さんと岡本夏生さんを知らないのですが、食べ物で例えてもらうこともできるでしょうか?
  1. 2011/02/17(木) 15:59:42 |
  2. URL |
  3. #mQop/nM.
  4. [ 編集 ]

>名無し殿

 こんにちは。出ていましたか、望くん。完全に失念しておりました。
 ありがとうございます。
 出すなら出すでもうちょっと物語に絡めてあげればいいのに…。

 食べ物に関して詳しくはないので、申し訳ないのですが、歴史上人物の戦闘力で例えさせていただきたいのですが、よろしいでしょうか?
 ちなみに伊能忠敬か藤原定家レベルでございます。

 また遊びに来てください。
  1. 2011/02/18(金) 00:14:22 |
  2. URL |
  3. かろプッチ #-
  4. [ 編集 ]

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