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『プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!』のタイトルは覚えられないよ。

プリキュア

 先日ジャニーズの名前を羅列したら本当にたくさん人がきちゃって、とても申し訳ない気持ちになりました。ごめんなさい。
 ところで「オッパイ」って単語をたくさん使うとヒット数が増えるそうです。
 

 それはそうと、今回は前回サイコロで当ててしまった『プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!』の感想でございます。とりあえずもうすこしタイトルを洗練させる努力を!
 見に行った映画館は新宿バルト9。同じ映画館では『ブルーノ』とか『アイガー北壁』とか『シェルター』とか、あ、あと『誰かが私にキスをした』とか面白そうな映画がやっているのに、男3人で「『プリキュア』3枚ください」って言いました。客層は、月曜の昼間で、女児とその保護者がほとんど、たまに男児。大人のファンっぽい人はほとんどいませんでした。ひと組かそこら。わりと混んでました。


概要:歴代プリキュアが全員集合した『プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!』(09)の続編。『プリキュア』シリーズ第7弾の『ハートキャッチプリキュア!』も加わり、総勢17人のプリキュアが全員集合する。
 花咲つぼみ(キュアブロッサム/声:水木奈々)と来海えりか(キュアマリン/声:水沢史絵)は、パートナーの妖精シフレ(声:川田妙子)とコフレ(声:くまいもとこ)の招待で、海上にある遊園地「フェアリーパーク」にやって来た。彼女たちはそこで同じくフェアリーパークに遊びにきた桃園ラブ(キュアピーチ/声:沖佳苗)ら、『フレッシュプリキュア!』のメンバーたちと出会う。この遊園地はレインボージュエルという強力な魔法の力を持つ宝石によって全ての運営がなされていたが、つぼみやえりかの前に、この強力な宝石を狙う深海の闇ボトム(声:梁田清之)が歴代プリキュアの宿敵たちを従え突如現れる。つぼみとえりかはプリキュアに変身して応戦するが苦戦、そこに表れたのは、過去のプリキュア戦士たちだった。



 『プリキュア』シリーズは実はほとんど見たことがございません。初代の『ふたりはプリキュア』は女児向けながらなんとなく作り手のフェティズムみたいのを感じて(例えば洗練されてない二人の変身シーンとか)、若干ハイエイジすなわち大きなお友達向けにも作られてる雰囲気があってちょこちょこ見てましたが、『~マックスハート』や『Splash Star』になって以降どうもターゲットが女児向けにしぼられたなって感じで、興味が失せてあんまり見ませんでした。最近のはまるで見てません。
 あぁ今回の感想のために前作『プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!』は見ましたけど。そんなわけであんまり『プリキュア』愛がない僕が『プリキュア』の全員集合映画の感想を書くので、変な勘違いが多いかもしれませんが、そこらへん、なんかありましたらツッコミお願いします。

 結論からいうと、この作品、あんま気合い入れて作ったとは思えない子供向け映画でございます。子供だまし映画。映像も脚本もちょっとしょぼい。
 青臭いことを言っているのは重々承知ですが、もし製作陣が本当に子供向けだからって手を抜いていいなんてふざけた道理が通ると思っているとしたら、どうかしてると思うんですよ。何が面白くて何がつまらないかを形成する幼少時に見る映画だからこそ丁寧に真剣に作らなければならないんじゃないかと。そんなわけで子供向け映画こそ厳しく見た方がいいんじゃないかなって思うんです。
 で、なんかこの映画全般を通して感じるのは「プリキュア出せばガキは喜ぶんだろ」っていう程度の、製作陣の志の低さ。今回はそんな内容でございます。


 で、こういう映画に真面目に突っ込んじゃ野暮なんでしょうが、そこんとこ承知でつっこみますね。
 
 まず、プリキュア戦士以外の設定の杜撰さ。
 例えば舞台となる「フェアリーパーク」の設定などかなり杜撰。妖精がそこら辺にいるのはまぁそういう世界観として見ればいいんだろうけれど、この遊園地のパワー源となるレインボージュエルが、そんな危険な奴らが狙うような強力なパワーを持つ宝石なのであれば、遊園地なんかに利用するなよってか、せめてどこか分かりづらい所に隠せよっていう。そんな観客の命を危険にさらしまくるような危険な遊園地、速攻営業停止すべきだよ!そんなツッコミ。

 悪役の設定も杜撰。ボトムが世界に闇をもたらして一体何をしたいのかよくわからない。ドラマの基本って、主人公と主人公と同等のキャラクター(敵役)の葛藤だって聞いたことがあるけれど、いくら悪役だからって感情移入出来なくちゃ、ドラマ性は低くなる一方で面白くならないと思います。ボトムのデザインもなんかいい加減でインパクトないし。過去の悪役たちがたくさん出てきて、ファン的にはそこら辺うれしいらしいですが。

 ストーリーもテンポはいいけどとりあえずの基本をなぞっただけの展開で多少だれ気味。『ハートキャッチ』組がピンチに陥って過去のプリキュアが助けにきて、またピンチに陥って助けにきて…の連続。ストーリーにほとんど起伏が感じられない。終盤の展開でそのワンパターンにも意味があったことが明示されますが、それにしてもそこにいたるまでにもっと工夫が欲しかったところ。
 あと全体的にスピーディーでテンポいいんですが、最初に全員集合して各々が名乗りのポーズをあげたのに、敵は「任務完了」とか言って、帰ってしまい戦わなかったりとか、なんとなく間が悪くて気になりました。


 じゃあ、プリキュア戦士の描写は杜撰じゃないのかといったらそういうわけでもない。
 全員集合映画として、これは全員集合映画のパート2という珍しいタイプの映画となっている映画だが、全員集合映画なのに、『ハートキャッチ』組ばかり目立って、過去のプリキュアたちが目立たないという欠陥がある。
 全員集合映画っていうのは、あくまで主役はそれぞれの異次元に住むキャラクターをくっつける媒介(キーマン)であって、真の主役は過去のキャラクターたちであるべきだと思うんです。同窓会の幹事を外部の人に依頼したのにその外部の幹事が主人公であっちゃ行けないと思うんです。そんな外部の人に幹事を依頼する同窓会なんて聞いたことないけれども。
 そんなわけで過去のプリキュア戦士たちは前作『みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!』で顔合わせしているから、今回は完全にプリキュアファミリーとして一纏めにされてる感じ。先輩として主人公に色々教えてくれるけど、それ以上の主人公らしい活躍はあまりしない。前作はそれぞれのプリキュア戦士たちが特徴を生かした戦いをして、過去の映像なんかをフラッシュバックでカットインしたりと、凝ったところも見られたんですけれどね、今回は『ハートキャッチ』組のピンチに突如登場して的を蹴っ飛ばして「ここは私たちに任せて先に行って!!」って言うだけ。なんかそうしてればカタルシスだと思っているような。
 そんでもって、『ハートキャッチ』組が目立つかと言えば、それも微妙。先述したように、先輩に助けられてばかりで終盤くらいまで大して活躍しない展開。そんなんで主人公もダメダメに見えちゃう。てなわけで『ハートキャッチ』組も歴代プリキュアも、どちらの魅力も出ていない。


 ただ、矛盾するようだけれど、いい所として、『ハートキャッチプリキュア』組は、そのデザインが従来とはちょっと違う『おジャ魔女ドレミ』みたいなデザインであり、全員集合した図でもかなり映えている。オールスター映えするキャラクターデザイン。これはなかなかいいと思います。
 というか、そもそも他のメンバーがあんまり全員集合イベントには向いていないような。見る前から分かっていたけど初代組と『Splash Star』とかすげーかぶってるし、『Yes! プリキュア5』組は主人公の夢原のぞみ(キュアドリーム/声:三瓶由布子)以外今回は没個性気味だし、『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』と同じく、似た感じのキャラが多くてその個性を相殺しあってしまって、しかも今回、あんまり個性的な戦いもしないとあって、全員集合映画としてはあまり上手くはいっていない。ただこれに『ハートキャッチ』組が中央に来ることで、びしっと「絵」はキマるように見える。

 で、最後。美少女キャラが17人登場ってことで、AKB48やモーニング娘。みたいな集団アイドルものみたいなウリを期待していたんだけどなーって思いながら映画が終ったら、ございました。そういうウリ。
 CG映像にて歴代プリキュアがステージ上で、各々の番組の主題歌を歌って踊るんです。でもって最後にはもちろん17人全員集合して主題歌 「キラキラKawaii!プリキュア大集合♪~キボウの光~/17 jewels ~プリキュアメドレー2010~」を歌うんです。これは歴代『プリキュア』に興味があんまりなかった僕でもグッときました。こういうのが見たかったんだよー。全員集合イベントってこういうことだろーって。
 あ、それぞれのタイトルロゴが次々に出てくるオープニングもなかなかワクワクしました。


 長くなっちゃった。最後にこの『プリキュア』映画シリーズの定番となっている「ミラクルライト」問題。プリキュアたちがピンチになった時、みんなで劇場で配っている「ミラクルライト」(ペンライトみたいなやつです)を振って応援しよう!っていうの。ちょっとした観客参加型アトラクション風映画なんですね。ミラクルライト、誰も振らなくてもストーリーは多分変わらないけれど。プリキュアたち死んだりはしないだろうけれど。で、今回は「クリスタルミラクルライト」というミラクルライトを配っていたんですが、中学生以下のお友達にしかくれないそうです。おいおいおい、それって大人は映画に完全には参加できなってことかよ、『アバター』見に行って3Dメガネを貸してもらえないようなもんじゃねえか、この野郎!!ってネタを友人が言っていたので、ここにメモっておきます。
 チビっ子たちみんな元気に振ってましたよ。ていうか関係ない所でも振りまくってた。


 てなわけで、内容は良くも悪くも「プリキュア出しときゃ喜ぶんだろ」ってごり押しな雰囲気で、残念ながら大した映画とは感じられませんでしたが、エンディングがとても楽しかったので、そんなにオススメできない作品ではありません。特に過去作を知っている人は色々楽しめる要素がたくさんあるそうなので、そういう方は、まぁ僕がオススメする前に見に行ってちゃんと楽しんでるか…。あとなんか『誰かが私にキスをした』以降色んな映画が面白く感じられる病気にかかっています。
 そんな感じで、矢口真里レベル


 次回は今更春休みスペシャル。女の子向け(?)アニメ映画第二弾として、ホント今更なんですが久々のディズニーの手書きアニメーション作品『プリンセスと魔法のキス』の感想を書きます。乞うご期待。

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  1. 2010/04/12(月) 01:19:12|
  2. 映画ハ行
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