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『マイレージ、マイライフ』は宙ぶらりんにされる映画だよ。

マイレージマイライフ

 今週の『ゴセイジャー』は、ゴセイブルーハイドのかつての相棒のお話。あれ遠目で分かりづらいけど、ゴセイグリーンだ!!すげー。凝ってるぅ!!ってか、センちゃん?センちゃんじゃないか!!
 というわけで、ハイドのかつての相棒はゴセイグリーンで、しかも演じていたのは『特捜戦隊デカレンジャー』でデカグリーンセンちゃんを演じていた、伊藤陽佑さんでした。うわーい!!
 複数の戦隊ヒーローを演じたのはセンちゃんが初めて?
 今回限りとは言わず、もっとたくさん出て欲しいですね。
 しかし、元相棒の敵をたった一週で撃っちゃうのか。もうちょい、ドラマ盛り上げないでいいのか?
 あとゲストのさかなクンが強烈でした。
 来週はゴセイイエローモネのお話。モネメイン回多くない?
 てかアラタ、主役のくせにメイン回少ないよね。
 なんか最近、そこそこ面白くなってしまって、このブログで取り上げた当初の目的がぼやけてしまっていますが、まぁ続けますね。


 てなわけで、今回は『マイレージ、マイライフ』の感想ですよ。あっさりめで進めますよ。

 見に行った映画館は新宿武蔵野館。木曜の夜でまあまあ混んでました。年配のお客さんが多め。てかこの映画館自体、アニメ作品以外は年配の方が多いですね。さすが老舗。
 

概要:監督、製作、脚本は『サンキュー・スモーキング』や『JUNO』で高評価を得た、若手監督ジェイソン・ライトマン。『ゴースト・バスターズ』の監督アイヴァン・ライトマンの息子なんですね。
 企業に代わって社員にリストラを宣告する仕事で1年のうち322日はアメリカ中を出張で飛び回っているライアン・ビンガム(ジョージ・クルーニー)は、「バックパックに積み込められない荷物は持たない」をモットーに、人と深いつながりは持たない人生を歩むことで、余計な私情を挟むことなく仕事をこなしていた。人生に重い荷物を持たない、彼のたった一つの目標は空港のマイレージカードで1200万マイルをためること。だがそんな彼の前に、彼と似た境遇と考え方を持つ女性アレックス(ヴェラ・ファーミガ)と、研修社員として彼の出張に着いてきた初々しい女の子ナタリー(アナ・ケンドリック)が表れる。彼女等と触れることで、次第に人間らしい繋がりを欲するようになるライアンだが…。



 洋題は"Up in the air"。日本語になおすと「宙ぶらりん」。この物語は、だれとも深い関わりを持とうとせず、大きい夢や、守るべき人を持たず、「ちゅうぶらりん」の状態で生活を送ることに慣れてしまっている男の物語である。
 なんだか『ハート・ロッカー』も『息もできない』も『第9地区』も、あげる映画あげる映画、他者とのコミュニケーション云々の問題に帰着してしまうのは僕の映画に対する感受性の低さ、理論武装の弾数の少なさの問題というのもあるのだろうけど、「物語」というものが元来持っているテーマにコミュニケーションの問題があるからで、それが現代特有のディスコミュニケーション云々の問題に呼応してしまっている結果ではなかろうかと。
 ただ正直、僕自身、このブログにてコミュニケーション云々について語るのはなんか飽きちゃっているんですが。


 我々は、映画や小説なども含める様々なメディアによって、他者とコミュニケーションをとることを善きことだと思っている。それは概ね正解だし、この映画もそう語ってはいる。
 ただ現代に生活する人々において、他者と直に触れ合う行為は必ずしも幸せを与えはしないし、得てして人と人との触れ合いには「痛み」が伴うものである。

 本作は、生の喜びを知ってしまったが故に苦しむフランケンシュタインの怪物がごとく、主人公ライアンが他者との交わりの喜びを意識してしまったがために、それまで平穏だった人生が揺すぶられるといった物語である。
 意識しなければ平穏だったかもしれないが、でもそこには人間らしさがない。空港スタッフの機械的な笑顔にもう癒されることができなくなった主人公ライアンが、ラストシーンにて我々に見せる背中にはハッピーエンドとバッドエンドが表れていて秀逸。

 なので、映画冒頭のようなポップな調子は後半になると失われ、作品全体になんだか息苦しさが立ち現れる。「人間として生きるのはツラいなァ」ってなんか水木しげる漫画のオチみたい。

 このように、『マイレージ、マイライフ』は「人間らしく生きること」「コミュニケーションの大切さ」など、我々が問答無用に正しいと思っていることに、ちょっと疑問符をなげかけてくれたという点がすばらしかったと思います。

 個人的には、もうちょっとこの「それって本当に正しいの?」みたいな問題を突っ込んで欲しかったとは思います。同監督の前二作には、そういった常識的な考え方へのツッコミがもっと鋭かった気がします。結末、あそこで宙ぶらりんにされると、どうしても似たテーマを扱っている『ハート・ロッカー』とかにインパクトは劣ってしまう。

 それと願わくば『JUNO』のように気の効いたユーモアやほろ苦さがもっとたくさんあればなーって。あとキュートな映像や音楽なんかも期待してたのでそれが『JUNO』ほどインパクト無かったのが残念。まぁ『JUNO』に関しては主演のエレン・ペイジちゃんがやたら可愛かったので、必要以上にえこひいき度割り増しして観ているってのもあるんだろうけれど。


 なんにせよ、こう、自分が思い込んでいる常識をぐらぐら揺り動かされるのは、すごく快感ですよね。そういう点でオススメですが、僕の読みがまだまだ浅いのか、なんかもの足らないんだよなぁ…。もうちょっと深くまで語って欲しかったんだよなぁ。
 てなわけで、今回は佐々木望レベル(カワイイのは分かっているんだけど、なんかもの足らないんだよなぁ…)

 てなわけで、今回は本当にあっさり書いてみました。毎度、これくらいで収められればいいんだけれども。
 次回は『アイガー北壁』の感想を書くがー。
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テーマ:映画館で観た映画 - ジャンル:映画

  1. 2010/04/19(月) 01:46:11|
  2. 映画マ行
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

これくらいあっさりしてると最初から最後まで全部読めます!
自分もなんだか期待してたのと違ったんですが、高橋さんの感想を読んで、前二作は、主人公が【常識→常識はずれ】の系譜をたどるけど、本作はその逆で、だから「それもアリなんじゃない」のメッセージもベクトルの方向が違うのかな~、だからなんかちょっと期待と違ったのかなぁ、なんて思いました。
でもとても好きな映画です。自分的主演男優賞。
  1. 2010/04/19(月) 14:04:44 |
  2. URL |
  3. かみ #-
  4. [ 編集 ]

毎度長さには厳しいな。
この映画、なんとなく見終わったあと印象に残らないんですよ。よく出来た映画ってのは分かるんだけど、毒っ気とか異物感がないから喉元をするりと抜けて行っちゃう感じ。
  1. 2010/04/20(火) 13:13:31 |
  2. URL |
  3. かろプッチ #-
  4. [ 編集 ]

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