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「少年ジャンプ」と水木しげると映画とおもちゃと特撮を愛します。

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「週刊少年ジャンプ」2010年31号の一言感想

ジャンプ

 「少年ジャンプ」の感想だっちゃ。頑張るよ。
 今週は『トリコ』がお休みだよ。

『SWOT』(巻頭カラー/新連載)
 以前物議を醸した『斬』の杉田尚先生の新作。
 ガリ勉が不良高校に転校して浮きまくりなんだけど、生真面目なガリ勉故に身体もやたら鍛えていて腕っぷしもめちゃんこ強くてって話。
 相変わらず絵がちょっとアレだったり、登場人物がすげー不自然で薄っぺらだったり、勉強をテーマにするくせに勉強の大切さや面白さとかまるで描かないし、「テストなんかより好きな女の子の方が大切に決まってるじゃないですか」なんて価値観の押し付けを熱弁してくるし、UFOを開発するのが夢って言うけれどUFOって「未確認飛行物体」の事であり宇宙船って意味はないと思うんだけどなあっていう造詣の無さとか、結局悪役の不良はヒロインに暴力ふるいまくって何がやりたかったの?とか、戦闘シーンは身体から煙が「ボンボン」って出るだけで何をやっているかまったくわからないし…とか、第一回で文句を全部並べちゃったら今後書いていくこと無くなりそうなので、不満も出し惜しみした方がいいかと思います。
 というワケで主人公の学崎強(ひでーネーミング)に増して、作者が何も考えていないだろっていう内容でしたが、まぁ『LOCK ON!』よりは楽しめました。
 あと一人称が「ウチ」ってヒロインは、僕みたいなオジサンには抵抗ありますが、今の小中学生なんかにはまるで違和感ないんだろうなとか。
 
『ONE PIECE』
 ダダンがエースの死に号泣したり、ジンベエが強かったことをすっかり忘れちゃっていたり。愚直でまっすぐで強がりな行動をシャンクスは第一話から肯定はしていなかったけれど、ルフィは大丈夫なのだろうか。下手したら復讐鬼にもなりかねないけれど。まぁ『HUNTER×HUNTER』ならまだしも、『ONE PIECE』でその展開はないだろうけれど、そういうルフィの怒りや悲しみ、苦悶がどのような形でおさまるか、そのヒントとなるのが、とにもかくにも色々失った結果ようやくルフィが会いたくなった「仲間」。
 なんだかんだでやっぱりこの物語のいちばん大きなテーマは「仲間」なんだろうな。秘宝ワンピースも「仲間」に関連するものなのだろうか。
 僕もはやくウソップたちに会いたいです。でも奴らには扉絵や劇場版アニメでちょくちょく会っていたからあまり懐かしさは感じないかもね。

『NARUTO』
 前半はナルトとママンが真っ白な空間で直立しながら、ずーっと過去を語っていて退屈でした。
 後半はナルトは生まれた時から髪の毛がふさふさ生えているんだなあとか思いました。

『家庭教師ヒットマン REBORN!』
 九代目の守護者のオッサンどもや、やっぱり悪者だったシモンファミリーがずらっと並んだ絵がイカす。天野先生は疑いようもなくチーム男子萌えですよね。
 メカニック片腕じいさんが出たと思ったらエンマ君の片腕もメカニックに。

『BLEACH』
 一護がなにやなんやら内面世界で小難しいっぽい修行に励むなか、たつきちゃんが藍染に襲われてピンチに。
 どうせたつきちゃんも殺されないんだから、せめて来週までは「もしかしたら殺されるかも」ってヒヤヒヤを引っ張って欲しいところでしたが、ピンチになった瞬間に例によって助っ人ぽいどなたかの登場。
 誰か残っていたっけ? 逃げ出して、まぁ男を見せて帰ってくるであろう浅野啓吾以外に。

『ぬらりひょんの孫』(センターカラー)
 アマゾンちょっとだけ活躍。そういやこいつ頭に皿がないですね。皿がないタイプの河童もたくさんいるけれど。
 でもってつららが焼きもちやいたりイタクに「お前が欲しい」って言ったり。あの手の方々はこんなあからさまなエサをまかれて嬉しいものですか? なんていうかそんな媚びた態度とられるよりも、もっと想像力たくましく妄想した方が楽しいんじゃありませんこと?

『黒子のバスケ』
 火神と氷室の過去編。ふと英語をペラペラしゃべってしまうのは『テニスの王子様』以来のイケメンスポーツ漫画の伝統ですね。
 『少年疾駆』を読んで小学生はこんなマセたこと言わねえよとか思ってましたがアメリカ産の小学生どもはやたらマセているから、今回の小学生時代の氷室のような生意気な台詞を吐いても不思議じゃあありませんね。

『バクマン。』
 『+natural』のアニメ化に際し、ヒロイン候補に亜豆が…って話。岩瀬が完全に悪役の面構えに!「ふ…ふざけないで、今の話を聞いたら…私は…あなたをどうしても使いたくなった……沙也乃を最高のヒロインに作り上げてあげるわ」って芝居がかっていてすげーカッコいいよ、岩瀬。なんか往年の少女漫画のようだよ。
 そしてまた悔しさと怒りをバネにパワーアップするんだろうな、岩瀬。大場先生もノリノリで書いているのが伝わります。いいライバルキャラに育ってきていますね。
 あと恋愛を優先して主役の役を蹴るような行為は社会人としていかがなものかと思いましたが、そこら辺は作中でさんざん怒られた上の行動だからお咎め無しでいいと思います。

『SKET DANCE』
 クイズ研究会のエニグマンが恋をするクエッチョンとデートをする話。
 よく分からなかったんだけどクイズが得意なエニグマンだからこれから起こる不運なことを全部当ててしまってたってこと?
 「おい、ボッスンよ」とぐだぐだ会話をしているのは楽しいんだけど、先週同様に無理にひねった話を作ろうとすると当たりが少ないです、この漫画。先々週の椿とサーヤの話なんかは割に良かったんだけど。
 なんていうか、無理に面白い空間を作り出そうと一生懸命なのが漫画に出ちゃっていて、自然な感じがしないんですよね。まあ毎週毎週面白い展開をひねり出して、それを自然な演出で描くなんて相当難しいんだろうけれど。
 そろそろお得意の学園人情モノが読みたいです。

『銀魂』
 もう一捻りくらいあるかなと思ったら普通に猿と九兵衛が別れて普通に感動の再会をしてました。本当に手癖で書いたんじゃないかな。せめてちびっこが『いぬまるだしっ』のふとしくんみたいな、全然可愛くない生意気で不細工でワガママなガキだったらドラマもうまれて面白かっただろうに、ああいう素直でいいコちゃんな子供キャラはリアリティなくて好きではないです。
 神楽の考えた中二病キャラ暗黒騎士バルムンク=フェザリオン(漆黒の風)が実在したのが笑えました。バナナに釣られているし。

『保健室の死神』
 最近ドタバタ学園ギャグみたいな展開が多くて忘れていたけれど、当初はホラー漫画要素が強い漫画だったんだよね。仮面の占い師が仮面をとったら顔にボコボコと小さい顔のデキモノがあるのが80年代テイストのSFXホラーチックで良かったです。その「顔」をぶちゅぶちゅ潰すのもまたキモ良し。仮面の占い師はもっとオッサンかと思ったらけっこう見た目若いのね。

『いぬまるだしっ』
 いぬまる君がたまこ先生の家に勝手に上がり込む話。この漫画、森田まさのり先生好きだなー。まさかキャラ弁で『ろくでなしブルース』が来るとは思わなかった。キャラ弁って言葉がバカバカしくて好きです。
 後半は四コマ漫画。ふとし君は毎週ろくな目にあわないので応援のおたよりを募集しているそうな。

『べるぜバブ』
 ジャンプスーパーアニメツアーなるものでアニメ化するそうで、『トリコ』と並んでテレビアニメ化有力候補へ。『ぬらりひょんの孫』が飛び級でアニメ化したため、同様の人気がある『SKET DANCE』を期待していましたが、あれじゃちょっと地味すぎるか。
 男鹿は三木に敗北したっぽい。初敗北?
 女子更衣室での着替えシーン、何故珍しいお色気シーンで邦枝さんの着替えを出さないんだろうか。ジャンプには今お色気が枯渇しているというのに…!

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
 売れ行き不振のボーリング場を色んなアイデアで建て直すお話。あれプラモデルの話は?
 部長の家って昔、田舎過ぎて恐竜がいたりしたよね。最近ああいう地方蔑視ネタやらないで寂しいな。
 お葬式ボーリングがくだらなすぎて笑えました。でもその後両さんが提案した部活映画『ボウリングガール』のセンスのダサさに愕然としました。流石にもうみんなこの手の映画には飽きているだろうに、まあそういう映画未だに多いからなあ…。
 『こち亀』の劇中劇なんてもっと無茶苦茶ハチャメチャな内容でナンセンスギャグにしちゃっていいのに、なんでこんな些細な劇中劇をちょっと真面目な内容にしようとしているのか、その意味たるや甚だ理解ができない。

『少年疾駆』
 主人公の所属する御崎FCのメンバーをようやっと紹介。そこまで画力がないのに何故全メンバーを美形にするのだろうか。そもそもサッカーに限らずこういう集団スポーツモノって、デブチビメガネ不良に優等生と様々な個性豊かな面々が勝利っていう一つの目標に向かって協力しあうのが魅力なのに、そのような醍醐味を敢えて投げ捨て無個性な美少年チームにした理由はなんなのだろうか。
 そしてワールドカップも日本は敗退し、世の中のサッカー熱が急激に冷めていくなか、この漫画に生き残る術はあるのだろうか?

『メタリカメタルカ』
 根本的な問題として「レアメタル」なる色んな役にたつ便利な鉱物の利用がお茶の間に根付いている世界っていう設定にそもそも無理があるのかなって思いました。
 例えば「ミネア」なる人々がマイナーな職人であり、人知れず影ながらレアメタルを使用しているってのならまだ分かるんですが、この世のどんなものより便利なレアメタルがお茶の間に広まっているのならばもっと根本的に世界の眺めは我々が知っている世界と乖離しているはずなんだと思います。
 そういったごく日常的な描写が描ききれていない限り、こういう世界設定は描くのが難しいなと思いました。
 何にも意外性が感じられないこの漫画の展開を眺めていて思いました。

『PSYREN -サイレン-』
 『BLEACH』に引き続き精神と時の部屋が出現。アゲハパパはそんな時の流れを変化させる能力。時の流れをいじるなんて『ジョジョ』だと間違いなく最強レベルですが…。流石に『ジョジョ』臭が強すぎるのか、この手のサイキックバトル漫画で時間を操るキャラが出るのはマレですね。似た表現だと『ワンピース』の「ノロノロの実」くらいか。『D.gray-man』で時の進行を固定する能力ってのもあったか。

『めだかボックス』
 とつぜん狂気的な殺人をおこなったあと、急に少年マンガ的ないい台詞をはく球麿川に戦慄。『黒い家』の保険請求夫婦や『ミザリー』のキャシー・ベイツみたいな理解不能の気味の悪さ。台詞を全て二重カギカッコで閉じるっていうのはいいアイディアですよね。普通カギカッコで言葉を区切ることで、表層の意味の他に付加的な意味があることを表すんだけれど、この場合逆に表層以上の意味はまるでないということを表していて、球麿川の言うことがまったく信じられない。
 で、ずっと謎の存在であった不知火がついにストーリーに絡み出す。球麿川と同様にラスボスの風格。めだかちゃんは彼女のことを「球麿川と一緒」と嫌悪していたけれど、善吉は彼女と友達。そこら辺に球麿川と分かり合えるヒントはあるんだろうか。

『詭弁学派、四ツ谷先輩の怪談。』(最終回)
 応援していましたが、最終回。
 この作品自体が四ツ谷先輩の怪談でしたっていう、メタ的なオチでうまくまとめてました。
 最後に編集部の定番のアオリ「ご愛読ありがとうございます。古舘先生の次回作にご期待ください。JC2巻は8月、最終3巻は9月に発売予定です」の表示を四ツ谷先輩が遮って「噺を仕切るのは、この俺だ」と、四ツ谷先輩がまとめて「了」はなかなか小粋で気が利いているなって思いました。
 絵も上手い、キャラクターも面白い、コマ割りも迫力あって楽しいと、単行本を買うほど楽しい作品だったと思いますが、敗因はやはり、四ツ谷先輩が語る「怪談」というギミックが物語的のクライマックスの盛り上がりにリンクするまでの構造が複雑で、良くも悪くも単細胞主義の「少年ジャンプ」には相性が良くなかったかなって。終盤の工藤先生との対決なんかは盛り上がって良かったけれども、たしかにちょっと不完全燃焼に感じることが多くて、もっと怪談と事件のつながりが分かりやすいシンプルな設定だったらいいのにとは常々思っておりました。
 古舘先生、これに懲りずにまた『ジャンプ』で描いてくださいね。

『ジャン魂G!』
 今週から新レース開催。女の子スタッフ枠本当に無くなりましたね。
 気になったネタは「プロジェクトアホ」なるコーナーにて、岡山誌・恋人が南十字星さんの「アホ諸葛孔明。三回来られると、どんな新聞や宗教の勧誘でもOKしてしまう」ってネタと、坂戸市・不燃ゴミさんの「アホバカ貝。東大を現役合格した」ってネタ。

『ピューと吹く!ジャガー』
 いまさらガンニョムおじさんをなんとなく成仏させるジャガーさん。
 あとジャガーのお父さんのマイケルが幽霊であることをついにカミングアウトして、ささやかに『北の国から』のパロディをして成仏してしまいました。
 なんかギャグ漫画で、物語が進むって、最終回間際でよくあることだけれども、大丈夫かしら?
 次週はジャガーさんの本当のお父さんに迫るっぽい。

巻末コメント
 (尾田栄一郎先生)朝から牛丼食べるのが好きだそうです。僕も大好きです。朝だからこそ肉を食べたい。朝は血が足りない。
 (附田祐斗先生)サッカー漫画なのにやっぱりワールドカップの話題はなし。


 今週の最優秀キャラクターは仲間に会いたいと叫んだルフィ、良い悪役っぷりを披露してくれた『バクマン。』の岩瀬も良かったけれど、噺の終わらせ方が気の利いていた四ツ谷先輩に
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テーマ:週刊少年ジャンプ全般 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2010/07/06(火) 02:19:20|
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